手順のおさらい。
(1)Android SDKのインストール
(2)Goldcard を作る
(3)設定のバックアップを取る
(3.5)MMS対応ROMイメージを作っておく
(4)root化する
(5)Mms.apkやフォント差し替えを 行ったイメージを焼きなおす
(6)アクセスポイントの設定を行う
ということで、ついにroot化します。
今回の参考はこちらとこちら。
http://acc.komugi.net/?%E6%89%8B%E9%A0%86%E6%9B%B8%2Frooted%28Desire%29
http://bqolife.blog53.fc2.com/blog-entry-203.html
まずはSDカードに、r6-desire-root-altを展開して出てきたupdate.zipをコピーします。
場所は/にしました。
ついでに、前ステップで作っておいたupdate2.zipも転送しておきました。
X06HTの電源を切り、戻るボタンを押しながら電源再投入。
そうするとブートローダーの画面になります。
そこでX06HTとPCを接続します。
ブートローダー画面での接続がはじめてだったので、新しいハードウェアの検出がされ、ドライバーのインストールを行いました。
ネットワークには接続せず、自動的にドライバを検出すれば、SDKのインストールの時に使用したドライバーが勝手に使われます。
で、前回の失敗を思い出したので、いったんX06HTとPCの接続を切って、PCは再起動します。
再起動待ちの間、X06HTは電池がもったいないので電源を切っておきました。
そして日経Linuxを読みます。
r4を使う場合はstep2-windows.batがあるのですが、r6ではstep1しかありません。
日経Linuxはr6ベースの解説なので、赤い△に!の画面での操作方法などが載っていて、ここで初めて日経Linuxが役に立った気がします。(後述)
さて、ふたたびX06HTのブートローダーを起動します。
戻るボタンを押しながら電源ONです。
ブートローダーが起動したらPCと接続します。
今度はドライバー云々は言われずに(というか何も起こった気がしない。。。)つながりました。
X06HT画面で、選択されている行(赤背景に白抜き文字の行)が「FASTBOOT USB」になっていればOKです。
USBが接続されると最後に「USB」がつくようになります。
ここで、PCからstep1-windows.batを実行します。
X06HTの画面がいきなり消えてリブート?されます。
「htc」のロゴが表示されています。
これで正しいのかな・・・?ドキドキ。
X06HT画面にプログレスバーが出てきました。
現在25%くらいでしょうか。とりあえず進んでいるようです。
と書いているうちに70%くらいまで進みました。
終わった!
と思ったらもう一度zipのsendがはじまりました。
batファイルでも同じコマンドが2回書いてあるのでおかしいなと思ったのですが。
1回目失敗でも2回目でOKになればいいだろうという作戦でしょうか。
そして2回目はプログレスバーが進むのが早いです。
やっぱり違う処理をやっているのかな・・・?
処理が完了してコマンドプロンプトに制御が戻ってきました。
X06HTの方もブートローダー画面に戻りました。
パっと見、変化はありません。
次にBOOTLOADERを選択します。
ボリュームキーの上下でカーソルを動かして、電源ボタンで選択です。
光学ジョイスティックを何度か押すこと請け合いです。
次の画面ではRECOVERYを選択します。
ボリュームキーの上下でカーソルを動かして、電源ボタンで選択です。
7/21追記
リカバリーメニューに入ったところで新しいハードウェアの検出ウィザードが立ち上がりました。
どうやらリカバリーメニューはブートローダーとは別のデバイスと認識されるようです。
そして今までのドライバーではインストールが失敗してしまいます。
とりあえず無視してそのまま進めましたが、root化はできたのでよしとします。
すると「htc」ロゴ画面が表示され、本体がブルっとバイブします。
そして赤の△!マークに。
ここで、r4ではstep2-windows.batを実行するのですが、r6の場合はボリュームキー上+電源ボタンを押します。
画面がリカバリーメニューに切り替わります。
黒背景に青文字でなんかかっこいいです。
日経Linuxではwipeするという手順はないのですが、wipeしたほうがクリーンにインストールできるっぽいので、とりあえずwipeしてみます。
ボリュームキーで「Wipe data/factory reset」にカーソルを合わせて電源ボタンを押します。
Noの中に1個だけYesがある確認画面が出てきます。
ボリュームキーでYesにカーソルを合わせて電源ボタンを押します。
DATAとCACHEをFormatしたというメッセージが出ました。
completeのあと数秒でリカバリーメニューに戻ります。
「Wipe cache partition」も選択してみます。
メッセージからはCACHEのFormatだけを実行したように見えるので、こっちはやらなくてもいいようです。
というか、DATAをクリアしたくないときにこっちを選べばいいみたいですね。
といってもDATAが何を含むのかよくわからないので、ROM焼きの時はWipeするのが基本なのかなぁ。
Wipeしたら、次はupdate.zipを読み込ませます。
「Apply sdcard:update.zip」を選択します。
インストールが始まります。
薄~いプログレスバーが進捗状況を示してくれます。
結構速いです。
「Install from sdcard complete.」が出てインストール完了です。
「Reboot system now」を選択してリブートします。
青い文字が消えて、数秒後に黄色い文字も消えて、リブートされます。
そしてリブートした端末は・・・・。英語モードになって・・・ないぞ???
スクリーンロックされてますって日本語が出ているぞ?
あ、英語に変わった。
とりあえずロックを解除すると、「System software update」というタイトルで、1.15.405.4にアップデートされたというメッセージが出ました。
んでOKをタップ。
「Restore my data and settings」というタイトルで、SDカードにバックアップがあるよーと言われました。そういえばbackupとかいうディレクトリーがあったなぁ。OKにするかCancelにするか・・・。
もののためしということで、とりあえずOKにしてみました。
初期設定が始まりました。
言語の選択では日本語がないので、English(UK)にしておきました。
ソフトキーボードのチュートリアルはスキップです。
インターネットコネクションはデフォルトの「Mobile network or Wi-Fi」のままにしました。
なぜか自宅の無線LANに接続済みになっています。おそらくSDカードのバックアップに設定が残っていたのでしょうか。うれしい誤算です。
Use Google locationはGPSがらみなのでデフォルトのGoogleロケーションサービスを許可するにチェックを入れたままにしました。
Set up accountsは面倒なんでSkip。
Set up social networksもSkip。
Set current timeは前の設定が残っていたのでSkip。
Back up my data & settingsという項目になりました。どうやら前回ここでバックアップを取ったっぽいですね。今回もバックアップにチェックを入れてOK。
Leran moreは読み流してFinish。
ということでキターーーーー!!!
無事rootedできました。
ところで、update.zipの適用時に、update2.zipが出てきませんでした。
これはつまり、カスタムROMを焼くときのzipファイル名は決めうちってことですね。
とりあえず文鎮にならなくて一安心です。
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